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2023年に初めて英検1級に合格しました。
合格するまでのことを書いていきます。
単語・ライティング・リスニング・スピーキング、それぞれの具体的な学習法とおすすめ教材を紹介します。
これから英検1級を受験しようとしている方の参考になれば幸いです。
受験前の実力
英検1級を目指し始めた当時の実力は、英検準1級にギリギリ合格できる程度でした。合格できたとはいえ、面接(スピーキング)は思うようにできませんでした。
海外留学や駐在などの経験もありませんでした。
私が「英検1級に合格したい!」と思い、英検1級合格者の体験談を探して読んでいると、「普通の主婦」と言っている方でも国公立大学や有名私立大学出身だったり、海外で既にキャリアを積んでいる方、留学経験のある方が多くて自信を失っていきました。
私は田舎の公立中学高校の出身で、20代後半になるまで海外旅行の経験すらありませんでした。
ただし海外への憧れは強く、いつかは私も海外で生活したいと考えていました。
実践したこと
リーディング
単語
まずは大問1の4択単語問題(全25問)で半分程度は正解できるように、毎日単語を覚えました。
使用教材
- 『英検1級 でる順パス単』(旺文社 編)
- mikan(アプリ)
- 『英検1級 文で覚える単熟語(文単)』
- 『上級英単語 LOGOPHILIA ロゴフィリア』北村一真・八島純 著
『英検1級 でる順パス単』(旺文社 編)
定番中の定番とも言える旺文社の単語帳を購入し、時間がある時は見ていました。単語帳は改訂されていきますが、5訂版ではやや易しくなっていたため、4訂版を使っていました。
『mikan』(アプリ)
mikanというアプリで1日100個を繰り返しました。
他にもアプリはたくさんありますが、色んな教材を使えるのでmikanを選びました。
設定した単語数を終えるとキャラクターに褒めてもらえるので、無機質な単語アプリより癒されます。
『英検1級 文で覚える単熟語(文単)』
こちらは単語のみで覚えるというより、音読に使っていました。
ジャンルごとにわかれているので、複数の単語をイメージで覚えることができたように思います。
『上級英単語 LOGOPHILIA ロゴフィリア』
こちらも音読しつつ文章で覚えるようにしていました。
内容も勉強になりました。
上級英単語という響きから難しそうと思っていましたが、1級対策には必要な単語ばかりでした。
『パス単』は10周以上、他の教材も2〜3周繰り返しました。
ライティング
得点配分が高いライティングは、一番時間をかけて取り組みました。
1日1題の写経(模範解答を書き写す)を始め、を始め、その後は自分でテンプレートを作り作文していました。
まず、私の場合は社会的な出来事に対する「自分の意見」を持っていなかったので、その場で3つの理由を即座に思いつけることを目標にしました。
難しい表現を多用しなくても、構成が整っていれば高得点(目安として8割程度)を狙えます。
大事なのは文章の型です。
序文→本文(理由1、理由2、理由3)→結論という形で書き進めていくことが必要です。
序文と結論はほぼテンプレートで毎回お題の文章をはめ込むだけで作れるように決めていました。
本文の内容については、頭の中で整理できればいいのですが、途中でズレてしまったり、理由が似てしまっていたりすると困るので、必ずメモを取ってから書くようにしました。
リスニング
リーディングの長文があまり得意ではなかったので、リスニングの先読みに時間を使っていました。
対策は、リスニング問題を解くことも大事ですが、それ以上に音読が効きました。
過去問を購入し、Part2の音読を毎日行いました。
はじめは早くてオーバーラッピング(音声と同時に読んでいく)でもついていけませんでしたが、0.8倍速から始め、徐々に1.0倍、1.2倍と速さを上げて対応できるようになりました。
特に対策をしていなかったPart4でも安定して正答できました。
スピーキング
一番困ったのが、スピーキング対策でした。
面接対策本を繰り返し音読しました。冊子が歪むほど繰り返しました。
次に、自分で2分間を測ってスピーチの練習をしました。
トピックから内容が外れていないことと、沈黙しないことが大事です。
沈黙すると評価が大きく下がる可能性があります。
とにかく、内容が完璧でなくても話をつなげて最後まで話し切ること。沈黙を避ければ評価が安定しやすいです。
終わりに
英検1級までに取り組んだことをご紹介しました。
参考になっていたら幸いです。
今回紹介した書籍
最後まで読んでいただきありがとうございました。
この記事をお読みいただいた皆さまが、英検1級に合格されますように。
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