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こんにちは!
この記事では、ビル・パーキンス氏の著書『DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール』を読んで実践していることについて書いていきます。
『DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール』
経験や思い出にお金を使う
自分が何をしている時に幸せを感じるのかを知り、その経験には惜しまずにお金を使う。
実は、私は中学時代から音楽が好きで自分で収入を得られる年齢になってからはコンサートやグッズに年間100万円以上を注ぎ込むこともありました。
この本に出会う前から行ってきたことで、やってよかったことの一つです。
「推し活」という言葉が使われるようになる以前から、他者からはくだらないと思われるようなことにお金を使ってきたかもしれません。
しかし、自分が納得してお金を使ったことに後悔はない。
活きたお金の使い方ができたと思っています。
そして、経験したことの価値というのは、その場だけでは終わりません。
後で思い出せる記憶が得られます。
人生の早い段階から経験に投資すると、年齢を重ねるほどリターンが得られる。
当時はそんなふうに計算していなかったのですが、実際に私は数十年にわたり音楽と共に生きてきました。
使ったお金以上に魂を揺さぶられるほどの感動を経験したことで、その価値を見出しています。
「人生は、経験の合計」という言葉は、私の今後の人生において重要な指針になりました。
人生にリターンをもたらす経験というのはコンサート鑑賞に限らず、旅行をしたり、何かを学んだり、食事を楽しんだり……世の中にはたくさんあります。
「高いな」と思えることだったとしても、その後何年間も思い出して幸せな気持ちになれるとしたら、お金には換算できない付加価値がつきます。
今後も、「自分が幸せを感じること」には積極的に時間とお金を使い今を楽しんでいきたいと思います。
タイムバケット
「死ぬまでにやりたいことリスト」に期間を設定する。
「目標ややりたいことは紙に書くと実現する」ということを知ってからは手帳などに書き出すようになりました。
しかし、期間を設定するということはしていませんでした。
期間を設定すると、物事にはそれを行うためのふさわしい時期があることに気づきました。
残りの人生でやりたいことを作る時は、5年や10年の単位で区切り、その期間内で実現させる具体的な計画を立てる。
「死ぬまでにやること」という漠然とした目標が、「この期間内で叶えておかないとその先は難しそうだ」と現実味が増してきます。
リストの中身は、実際は人生の後半にできることが減っていきます。
タイムバケットを作る以前のことで後悔していることの一つが、バックパッカーで安宿に泊まる旅をしたり、気の向くままにさまざまな場所に滞在したり、若いうちに世界を旅しなかったことです。
ワーキングホリデービザを使って複数の国に滞在してみたかったのですが、ワーキングホリデービザには上限年齢があり(ほとんどの国では30歳まで)、上限を超えるとビザが取得できません。
現在はノマドビザが比較的取得しやすい国もありますが、制約は異なります。
いくら嘆いても過去には戻れない。
若い間に経験していれば、刺激的な経験になったと思います。
今から実践するとなると、普通のホテルでゆったりと過ごしたいと思ってしまいます。
スタイルの違う旅を経験できていたら人生に深みが出たのではないかと思うことがあります。
若い間はまとまったお金を用意することが大変で、惜しんでしまうこともある。
しかし、年を重ねると行動に移す気力や体力は衰えていきます。
未来の自分のためにお金を惜しんで節約していたつもりが、以前より稼げるようになってそのお金の価値が大したものではないことに気づくこともあります。
若いうちに経験にお金を投資していれば得られたものが、手元に残るのはわずかな貯金だけ、ということになりかねません。
期限を意識する
自分が死ぬまでにあと何日あるのかを、アプリで表示するようにしました。
指定している年齢まで生きられるという保証はありません。
自分の人生に終わりが来ることを、わかっているつもりでも本当に理解していなかったと感じました。
1日1日、確実に日数が減っているのだと意識するようになりました。
意識することで、今していることが本当に自分の人生において必要なのかを考えるようになりました。
大袈裟に聞こえるかもしれませんが、日々の選択によって自分という人間はできていきます。
流されるままに生きないように、自分の行動について積極的に考え、自分の意思で判断するようにしています。
終わりに
『DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール』の感想でした。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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